おおむね、まじめです。

落ち込むな!生きよう。

パーキンソン病のおばあちゃんは、ちゃんとトイレ掃除をしていた。

おばあちゃんは、パーキンソン病です。
 
飲み薬のおかげもあって病気の進行はゆるやかなので、今のところ急激に悪くなることはありません。
 
それでも指先や足が動きにくかったり、首が下がって前や上が見づらい状況にあるので生活するうえでは少なからず影響もあります。
 
 
 
 
おばあちゃんは、根っからのかまってちゃんです。
 
可愛がられて育ったせいでしょうか。
 
パーキンソン病になってからは特に、あっちの調子が悪い・こっちの調子が悪いとネガティブ発言を繰り返します。
 
わたしは一緒に暮らしていないので帰省したときにイライラする(笑)くらいですが、毎日一緒に暮らしている家族は日々溜め込んでいるものがあるようです。
 
 
 
 
それでもかまってあげないのが、うちの家族です。
 
元気ないアピールに同情はしません。
 
 
 
 
わたしの母は鬼なので、おばあちゃん自身でできることは手伝うことをせず、おばあちゃんにやらせています。
 
基本的な家事はおばあちゃんの仕事です。
 
洗濯物は重いので、それ以外。
 
日々の掃除と料理。
 
 
 

 

 
 
指先が動かしづらくなった今、卵をかき混ぜたり包丁で細かく切り刻んだりという作業は、料理上手だったおばあちゃんにとって難しい作業になってきました。
 
だから、このお正月に帰省しておばあちゃんの料理を食べると卵焼きが部分的に甘すぎたり、切り方が大きすぎたしょうがの辛さに悶絶したりと、おばあちゃんの料理が昔と変わっていることを実感せざるをえません。
 
そもそも雑な性格なので、味見をしていないという根本的な原因もあるんですけど(笑)
 
それでも舌は衰えていないので、未だにおばあちゃんにしか出せない味があったりします。
 
 
 
 
実家が汚いというのは、前にも書いたことがあります。
 
とにかくモノが多い。
 
おばあちゃんがモノを増やしている犯人のひとりというのは間違いないのです。(笑)
 
このモノたちを減らしたほうがおばあちゃんも動きやすいのでは?と提言しても聞いてないふりをされるので、他の家族のモノから地味に減らす作戦をとっています。
 
だから日々の掃除も、モノに邪魔されてやりにくいところがあるんじゃないかと思いました。
 
 
 
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わたしはトイレとお友達になってしまう病を抱えているので、トイレはキレイであってほしいのです。
 
自分でトイレ掃除をすればいいのですが、実家とはいえ人の家・・・なんかヤダw・・・と思いつつ、ついに掃除をしてみました。
 
すると、案外汚れていないことに気が付きます。
 
もちろん細かい隙間やおばあちゃんが手の届かないような場所はホコリがあったりするのですが、一見しただけではとてもキレイ。
 
おばあちゃんは日々、ちゃんとほうきを使ってトイレの後ろのほうからホコリを掃き出して掃除機で吸い取って、誰かが中途半端に余らせていたウェットティッシュで便器を拭いていたようでした。
 
 
 
 
雑な性格のわりに、面倒くさがらずにやっているんだなあとしみじみ。
 
そりゃそうです。
 
働きながら家の掃除も料理も洗濯もしてくれていたのは、誰でもないおばあちゃん。
 
日々の生活を遂行してきたことは、まだ脳も体も憶えている。
 
わたしたち家族は、おばあちゃんが図太い神経で長生きすると踏んでいるので、せめて暮らしやすい環境を作る努力をするべきなのかもしれません。
 
もちろん、おばあちゃんが断捨離に協力してくれるという努力にも期待しながら。