おおむね、まじめです。

落ち込むな!生きよう。

【もやし】を知っていますか?頑張っている人への汚い言葉を制御できないなら、これを唱えろ。

『あさりちゃん』という大好きなギャグ漫画があります。
 
主人公である小学生のあさりちゃんのママ・さんごさんが言っていたセリフでとても心に残っているのが『もやし』です。
 
ホウレンソウ・・・つまり報告、連絡、相談を家庭内でもちゃんとやろう!みたいなお話で、言い出しっぺのさんごママがそれを怠ったことにあさりちゃんとタタミちゃん(姉)の姉妹が激オコするというもの。
 
さんごママに詰め寄ろうとする姉妹に向かって放った言葉が「我が家は『もやし』でいきましょう!」
 
さて、なんの略かおわかりですか?( *´艸)( 艸`*)ププッ
 
正解はもんくを言うな、やいやい言うな、しのごの抜かすな】です。
 
小学生のわたし、感嘆。
 
自分が親になったとき、子どもが文句を言ってきたら言い返したいセリフNO.1となりました。
 
 
 
 
小学生の姉妹目線で描かれている『あさりちゃん』は、当時同じく小学生だったわたしが感情移入しやすかったことは確かでしょう。
 
しかし、大人になった今考えてみると、部分的には休みなく忙しくしている主婦の方の息抜きを描いている回だったのだとも思えます。←曖昧な記憶。
 
さんごママという主婦のちょっとした息抜きや憂さ晴らしが姉妹にバレてしまい咎められるというストーリーで、追い詰められたさんごママが唐突に発した家の掟に文句を言えなくなってしまうというオチ。
 
この漫画が、わたしに笑いを教えてくれたといっても過言ではありません。詳しくは調べてください(笑)
 
このエピソードは58巻目。
 
 
 
世界中がコロナウィルスに右往左往しています。
 
今さら最初の時点の日本の危機管理の甘さをどうこうは言いませんが、マスク不足に始まり現在はペーパー類の買い占めが話題となっていますね。
 
正直びっくりしました。
 
この、トイレとお友達のわたしでさえ毎月購入する1ヶ月分(+α)を保持しているだけでへっちゃらなのに。
 
 
 
 
みなさん、そんなに家にトイレットペーパーないの?1回でどんだけ使ってんの?
 
オイルショックじゃないんだから落ち着けよ、と。
 
 

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SNSで見た現場の人たちの声に、同意しかできません。
 
医療従事者はもちろんのこと、スーパーやドラッグストアの店員さんに突っ掛かってどうなるのですか?
 
突っ掛かればトイレットペーパーが出てくるのですか?
 
この大変な時期に一生懸命に仕事をしている人から、そんなに謝罪の言葉を引き出したいのですか?
 
 
 
 
わたしが小さな美術館の喫茶店でアルバイトをしていたとき、ある時期だけ激混みしたことがあります。
 
美術館の展示内容がテレビドラマとリンクしていたためです。
 
もちろん美術館側は、ドラマが放送中の時期に合わせて展示を催していました。
 
お陰さまで大好評だったことは間違いありません。
 
ただ、このことが学芸員の心にも喫茶店スタッフの心にも暗い影を落としました。
 
人がたくさん押し寄せることによって美術館にも喫茶店にも異例の入場制限がかかり、喫茶店の食べ物や飲み物が完売するという日が続いたのです。
 
これだけなら仕事なのでそれぞれに頑張ればいいだけの話なのですが問題は、自分の思いのままにならないことをスタッフにぶつけてくるお方への対応。
 
 
 
 
美術館は美術館、喫茶店は喫茶店で対応していたのでここでは喫茶店側だけの対応のお話になりますが、パートの主婦の方が1人のお客さんから「景色がいい席に移動したい」と文句を言われていました。
 
でも、その時間帯は激混みだったこともあり満席で、移動できる席などあろうはずがありません。
 
パートさんが何度説明してもブツクサ言うのです。
 
幸いにも?喫茶店側のスタッフは文句を言われたパートさんやわたしも含めてこちら側に非がなければ絶対に謝らない主義の人たちばかりだったので、そのお客さんには私たちの冷ややかな視線が突き刺さったことと思います。
 
なんだかんだやっていると、少しは景色が見やすい席が空いたのでお通ししましたが、居心地は良かったんでしょうか?と思わずにいられませんでした。
 
このやりとりを聞いていた近くのお客さんから「大変ですね(;^ω^)」というありがたいお言葉を受け取ったことは大変嬉しかったです。
 
この展示が終わったとき学芸員も喫茶スタッフも人間不信に陥っていました。
 
特に美術館には毎日のように、入場料が高いなどとクレームの電話があったりしたそうなので。←私設美術館だから当たり前だし、かなり内容の濃い展示をしていたはずなので、嫌なら来るなとしか言えない案件。
 
 
 
 
 
我々のように誰も謝らないというのも問題っちゃ問題ですが(笑)みんな出来る限りの努力はしているのです。
 
誰かを怒らせたくてやっているわけではありません。順番に、平等に対応させてもらっています。
 
クリニックでも、急患などが発生して混雑している状況の中で「まだですか?ずっと待ってるんですけど。あとどれくらいですか」などと不機嫌な顔と声でおっしゃる方がいます。
 
こちらの本心としては『知らん。みんな状況は同じだし、混んでるんだから我慢しろ。文句があるならドクターに言ってみろ。』
 
・・・と言いたいのをぐっっっと堪えて「申し訳ございません」と言っているのです。
 
冷淡な視線を浴びせて「察しろよ」と言いたいのを押し殺しているのです。
 
※わたし個人の感情です。
 
 
 
 
 
ウィルスうんぬんな状況じゃなくても、みんな頑張って働いています。
 
主婦(主夫)の仕事も立派な労働。
 
現状なら、ウィルスの危機にさらされながら働いてくれる人がいるからこそ、その手にトイレットペーパーがあるのです。
 
それに対して文句を言うとは何事か。
 
もちろんわたしだって、「おいっ!(ಠ益ಠ) 」という気持ちになることはあります。
 
でもね。
 
こういうときこそ自分自身の心を律しなければいけないと思います。
 
今回に関しては、悪いのはウィルスでしょう。
 
トイレットペーパーがないくらいで誰かを責めることなど、あってはならないのです。
 
風呂でシリを洗えば済む話。
 
怒りによる負のパワーを人にぶつけてる暇があったら、免疫力あげるほうがよっぽど長生きできますよ。
 
そんな人は心に【もやし】を深く刻むことをオススメしますね。自分自身に言い聞かせましょう。
 
頑張っている人が傷つくようなことが少しでも減らせるのではないかと思わずにいられません。